鉄鳴きのセオリー7、全力でドラポンブラフ!

【麻雀鉄鳴きのセオリーその7】オタ風や端牌のドラが切られた時にポンするのを躊躇する打ち手は多いと思うが、これはほとんどのケースで「鉄鳴き」が正解。役なんぞ後から付ければいいし、それが無理ならドラブラフに徹すればいい。役無しでダラダラと手を進めてリーチにたどり着く可能性は低い!他家の動きを制限すべし!

 

麻雀は理不尽なゲームである。

 

僅差で迎えた南場の親で、

こういう配牌が来てしまうと・・・泣きたくなるよね。

 


(ドラは西)

 

絶望的な5シャンテン。

な、なにをどうすればええんじゃあ・・・

 

唯一の救いはドラの西が2枚あること。

とりあえず頑張って「リーチドラ2」を目指すしかない?

 

そう思った時・・・

 

1巡目から「西」が他家から切られたとする。

 


 

こんなとき、

貴方はどうするだろうか?

 

「何言ってんだあんた、鳴いても役がないじゃないか!」

 

と思った方多数だと思う。

 

私もそう思う(笑)。

 

しかしこれが本稿のキモ。

 

ドラのオタ風は迷わず即ポン!

 

とりあえず鳴いてしまえ!である。

もちろん全てのケースで鳴いていいわけではない。

手なりでテンパイ出来そうな時は鳴いちゃだめ。

 


 

こんな形の2~3シャンテンなら

門前テンパイを目指すべきである。

 

しかし、こういった絶望的な手牌の時は・・・


 

目指すべき道は2つしかない!

 

・ドラポンブラフ

・ドラポン後に強引に役を作る。

 

このどっちかである。ドラポンで他家の動きを制限するのだ!

 

この時、超大事なのが鳴きのスピード。

迷ったらダメ!即ポンが鉄則!

 

「昨日の夜、どこ行ってたの?」

 

と聞かれて

 

「え???えーっと・・・」

 

と、そこで言い訳を考えてたら

「なんか怪しい」と勘付かれるのと同じで(笑)、

 

ドラポンを迷っていたら、

「役がない」ってことがバレてしまうのだ。

 

だって、ホンイツとか役牌とかトイトイとか・・・

役があるのにドラポンを躊躇するやつはいないだろ?

 

「ん・・・ポンかな?」

 

という感じでポンすると「役ないんじゃね?!」とバレてしまうのだ。

(逆に言うと、大物手の時はわざと躊躇するといい)

 

だから、

 

「昨日は村上と銀座通りの恵比寿屋に行ってたんだよ」

 

と即答するかの如く、

 

「ポン!」

 

と発声せねばならんのだ。

 

オタ風のドラポンが入れば・・・必ず場に緊張が走るわな。

そうなると他の役牌が切りにくくなるし、

どうしたって上家は慎重にならざるを得なくなる。

ダントツトップの人は自然降り気味になるだろう。

 

この「他家の動きを制限する」というのが超大事なのだ。

自分のツモは運次第だが、

他家の捨て牌はある程度コントロール出来るのである。

 

鳴いたあとはどうするか?

 


 

当然基本は

 

・ホンイツブラフ

 

である。とりあえずマンズのホンイツに見せかけて、

ソウズ・ピンズを払っていく。

(ツモ次第で違う色に寄せてもいい)

 

「マンズは危険」

「マンガン~ハネマンまである」

 

と思わせるのが大事なのだ。

 

もちろん、トイツが増えればトイトイに持って行ってもいいし、

チャンタ系に持って行ってもいい。

 

ただ、捨て牌は「ホンイツ」に見えるように切って行くべし。

これだけでかなり他家の捨て牌は制限されるのである。

 

もちろん鳴けるもんは全部鳴く。

裸単騎になってもいい勢いで鳴く。

運が良ければ本当にホンイツになるかもしれんし、

トイトイで和了出来るかもしれん。

 

ま、しかし現実はそう甘くないのであり、

ここまでひどい形だと、そう簡単には行かないよね。

他家からのマークもキツくなるし。

 

で、捨て牌2段目も終わりに近付こうかという段階で、

こんな手牌になったとする。

 


 

もうホンイツを目指すのはほぼほぼ無理。

上がり切るのも当然無理。

かろうじてケイテンは可能か?というレベル。

 

幸い、他家からリーチは掛かっていないが、

テンパイしている人がいるかもしれん。

あるいは

「3万が切れたらテンパイなのに!」

という人がいるかもしれん。

 

こんな時にマンズをツモって来たとしよう。

あくまでホンイツを目指すなら・・・

3ピンを切るべきだが、

ここで3ピンを手出ししたら

ホンイツじゃないのがバレてしまう。

 

ここでやるべきなのは他家を下ろすこと。

 

つまり、ノータイムのツモ切り

あるいはノータイムのマンズ手出し。

 

そうすれば、

「あ、ホンイツテンパイしてる!」

と思ってくれるからだ。

 

あるいはこの形で4ピンをツモったとしよう。

 


 

ケイテンを目指すなら9万を切るんだろうけど、

ここは大いに迷ったフリをして5万を切ろう。

普通に考えればソバテン。

これで5万の回りは誰も切れなくなるな。

 

目指すは全員ノーテン(笑)

 


 

サッカーや野球と同じで、

失点を防ぐのは得点をするのと同じくらい大事である。

 

全力でドラポンブラフを打つべし。

 

これは・・・「オタ風」の場合だけじゃなく、

「端牌」「中張牌」でも同じである。

 

自分の手牌があまりにひどい場合は・・・

とりあえずドラポンブラフ。

 

特にアリアリルールでタンヤオドラ3は脅威の簡易マンガンだからね。

ドラポン+1副露はそれだけでかなり強烈なブラフとなるぞ!

 

これが決まると・・・流局時、

 

「ノ、ノ、ノーテンなんかい!」

「やられたー!」

 

という心地良い叫び三重奏が聞こえてくることだろう(笑)。

 

 

鉄鳴きのセオリー7、ドラポンブラフまとめ

・和了れそうになくても、秒速でドラポン。

・役は後から付けるべし。

・最後は気合のツモ切りで全員ノーテンを目指せ。

 

さて、

 

今日も元気にDORA麻雀でサンマ!

 


メンツが集まらなかったのでしょうがなく2ドル卓。アッサリ逃げ切って+2.36ドル。

 


1位からの出上がりを期待したが・・・ラス西が出たので仕方なくロン。順位変わらず+0.48ドル。

 


8ドル卓が立ったので卓移動。ダントツトップから止めの親マンを上がって飛ばしトップ。+16.02ドル。これはデカイ。

 

再び8ドル卓が立たなくなったのでここで終了。

 

DORA麻雀はお金が掛けれるネット麻雀。

毎日コツコツ稼ぐのだ。