鉄鳴きのセオリー8、強引なスーパークイタン戦術!

【鉄鳴きのセオリーその8】現代のアリアリ赤有麻雀での最強役は「クイタン」。何と言っても他の役とはスピードが違う!こんな時は強引なスーパークイタン戦術!役牌バックよりクイタン!三色よりクイタン!一通よりクイタン!暗刻落としでクイタン!片上がり上等!フリテン上等!食い替えが出来ないか常に意識しておくべし!

 

「ロン!タンヤオドラ3!」

 

と言われてゲンナリしているみなさんこんちは。

 


 

こっちが必死に手作りしているのに・・・

「ポン!チー!ポン!ロン!」

という感じであっという間に上がられてしまった。

 

しかも、ドラ内蔵の満貫。

 


 

これ・・・

やられると頭に来るけど、

やる時はウハウハ(笑)。

 


 

もうね。

 

現在のアリアリ赤有麻雀での最強役は、

「クイタン」で間違いないと思う。

 

「クイタンを制するもの麻雀を制す!」

 

と言っても過言ではない感じ。

 


 

というわけで、

 

今回の鉄鳴きのセオリーは

「強引クイタン」

 

こんな手牌の時は・・・


どう鳴くかは置いておいて、

誰だって迷うことなくクイタンだよね。

 

そうではなく、

 

一見クイタンじゃないけど・・・

強引にクイタンに行くべし!

というパターンを列記しておこうと思う。

 

これを覚えておくだけで、

かなりクイタン戦術の幅が広がると思う。

 

ただ、当たり前だが、場況によって変わるからね。

あくまでこういうパターンもあるよ!

という感じで見ておいてくれ。

 

■役牌落として強引クイタン


こんな手牌の時に、下家から3万がこぼれたとしよう。この手牌のキー牌であるため「鳴く」という選択肢をする人が多いと思う。その時に何を切るかだが、この場合は発を切って強引タンヤオがオススメ。ドラ周辺の引きにも対応出来るし、マンズの真ん中、ピンズの真ん中を引いても選択肢が増える。

もちろん発を残して6索や2索や5ピンあたりを切り、役牌バックを狙うのも一つ。だが、その場合裏目となる牌多数。発切りの裏目は発をツモった時、あるいは発が場に出た時のみ。生牌の場合モチモチの可能性があるし、王牌にある可能性もある。クイタンの方が圧倒的に自由が利くぞ!ただし、守備面を考えると発残しの方が安心とも言える。場を見ながら柔軟にね。

 

■食い替えて強引クイタン


この手牌の時に、下家から6索がこぼれた。そのままスルーしてツモってしまう方が多いと思うが、ちょっと待った。この手牌・・・二向聴ではあるが、カンチャンを二つ、あるいは2索や5万を重ねて暗刻にする必要があり、門前でのテンパイはかなり遠いのである。であれば、この6索を鳴いて強引クイタン。食い替えになるので9索は切れないが、4索あるいは5ピンを切ってタンヤオに向かうべし。あとは鳴き散らしでOK。赤2枚のタンヤオドラ3ならガンガン行こうぜ!でOKだ。

 

■食い替えにならない強引クイタン


ドラ3内蔵の一向聴だが・・・愚形残りの微妙な形。んーどうするべー・・・と思ってた所に下家から4万が出てきた。「クイタンに向かえばポンテンチーテンが取れるけど食い替えになるしなー・・・」と思いつつツモ山に手を伸ばす前に、もう一度手を確認!こんな時は4-5-6で鳴いて1万を切れば食い替えにならない。他にも食い替えにならないパターンは結構あるので・・・「食い替えにならないかどうか?」は常にチェックしておくべし。

 


4万が出てきた場合、3-4-5で鳴いて1万切り。

 


4万が出てきた場合、3-4-5で鳴いて1万切り。残った形が良型・・・これはもう鉄チーだ。

 

■暗刻落として強引クイタン


こんな形の二向聴。3万ツモって、ソウズでメンツ作ってリーチ!なんてのが理想系だな・・・と思ってた所に、下家から3万がこぼれたとしよう。多くの人がこれをスルーしてしまうと思うがちょっと待った。ココは9索の暗刻を落として強引クイタン。シャンテン数を落としてでもクイタンに向かうべし。リーチドラ3もクイタンドラ3も点数的には一緒。そして誰がどう見ても勝負手。カンチャンが埋まるのを待ってる暇なんぞない!もちろん3万に限らず、鳴ける牌は全部鳴く(3-6ピン以外)。

 

■一通から強引クイタン


一通ドラ3の二向聴。リーチ掛ければハネマンまで見える勝負手・・・こんな時下家から9万が出てきたら一通確定なんで鉄チーでOK。だが、3万だったらどうする?多くの人が気になりつつも保留してツモ山に手を伸ばすと思うが、鳴き一通ドラ3もタンヤオドラ3も一緒。2-3-4で鳴いて強引タンヤオにむかうべし。二向聴のままだがマンズにくっつけばすぐに一向聴。ポンテンチーテン出来るのはデカイぞ。

 

■三色から強引クイタン


1-2-3の三色が見えてるドラ3の一向聴。ただ、愚形が多く、門前で三色をテンパイするには鬼引きが必要だな・・・と思ってるところに、下家からキー牌の3万がこぼれた。ドラ表示牌でもあり、ここは鉄鳴きなんだがさてどうする?・・・ここであくまで1-2-3の3色を目指して1-2-3万で鳴くのももちろん有りだが、そうするとヘッドレスの形になる上、不安定なカン2ピンが残る(カン2ピンが鳴けたとしても赤5ピン単騎?)。となればここは2-3-4万で鳴いて強引タンヤオに向かうのもアリ。一見手が遅くなるように見えるが、ポンチー自在なタンヤオの方が速い。

 

■片上がり上等強引クイタン


こんな形のドラ3内蔵一向聴。是非とも3索をツモってリーチしたい・・・と思っていた所、下家から3索がポロリ。うっ!と思いつつも「鳴いたらテンパイだがタンヤオ片上がり」・・・と躊躇してしまう方が多いと思う。しかしこの3索は、この手牌におけるキー牌。ドラ表示牌でもあり、もう二度とお目にかかれない可能性大。こんな時は片上がりだろうとなんだろうと強引タンヤオ!えー???と思う方もいると思うが、


この形なら迷わず鳴くでしょ?カンチャンも両面片上がりも待ち数は同じ。リスクは1万ツモった時にフリテンになることだけ。ツモ次第で待ちが変わることもあるし・・・片上がり恐るべからず!

 

■フリテン上等強引クイタン


こんな形でテンパイしていたとする。リーチを掛けないと上がれないが、待ちのカン3索はドラ表示牌であり、さらにすでに場に2枚見えている。つまり残り1枚しかなく・・・ドラそばなので他家に使われてる可能性はとても高い・・・仕方なく仮テンに取っていた所、下家から3索がこぼれる・・・「おのれーーー!」と思うなかれ。もちろんロンは出来ぬがチーは出来る!そして1万を切ってフリテンに構えればいいのだ!このケースだとマンズをツモればフリテンも解消出来るしね。フリテン恐れずに強引クイタン!

 

というわけで、

 

現在のアリアリ赤入り麻雀でクイタンは最強役。

愚形の時、上がりにくい時、待ちが増える時・・・は、

多少強引でもクイタンに走るべし。

 

■鉄鳴きのセオリー8、強引クイタンまとめ

・役牌バックよりクイタン!
・食い替えを見逃すな!
・役よりクイタン!
・片上がり上等!フリテン上等!

 

一つ付け加えておくと、

気になる女性とクイタンするためにも

時として強引さが必要である。

 

断られてもいいじゃない。

フラレてもいいじゃない。

上がれる確率がちょっとでもあるのであれば、

チャレンジするべきである。

 


 

その場合、食い替えはナシでお願いします(笑)。

 

さて、

 

今日も元気にDORA麻雀。

 


きっちり捲ってトップ。+8.62ドル。

 


為す術なくラス。-11.15ドル。

 

8ドル卓が立たなくなったので・・・2ドル卓でお遊び。

 


6万点差から役満を上がって一時逆転するも・・・

 


再度逆転を許す体たらく(笑)。2着。+0.58ドル。

 


セーフティリードからの逃げ切り。+2.36ドル。

 

今日はプラマイゼロくらいかな。